Hisashi Nakao



文化進化研究の現在

Alex Mesoudi 2011. Cultural Evolution: How Darwinian Theory Can Explain Human Culture and Synthesize the Social Sciences. The University of Chicago Press, Chicago書評論文.『生物科学』63(4): 247-252.

生物の歴史的変化と同様,文化の歴史的変化に関しても進化論的視点が適用できるのではないか,というアイディアそのものは決して新しいものではない.しかし,近年盛んに行なわれつつある文化進化研究の直接的な発端は, Cavalli-Sforza & Feldman(1981)やBoyd & Richerson(1985)などである.たとえば,Boyd & Rcihersonは文化進化のメカニズムとしていくつかの心理バイアス(詳しくは第三章の紹介を参照)を基礎としつつ,文化進化の数理モデルを構築してきた.これらの研究は,具体例,すなわち実際の文化現象に適用した例が不足しているという批判を受けることもあったが(たとえばWinterhalder & Smith 1992),今世紀に入り,その具体例が徐々に蓄積されつつある.

また,進化プロセスだけでなく,進化のパターンに焦点を当て,生物系統学の手法を援用した文化系統学の研究も進められつつある.これらの研究は,二十世紀末頃から写本系譜学,言語学,考古学,人類学などの各分野で開始され,2005年にはいくつかのアンソロジーも出版されている(たとえばLipo et al. 2005; Mace et al. 2005; 中尾 2011b).基本的には,各写本の異文や各民族における習慣の違いなどの形質に注目してそれらをコード化し,生物系統学の手法を用いて過去の分岐パターンを推定する,というものである(詳しくは第四章と第五章の紹介を参照).

著者のAlex Mesoudiは2005年にPh.Dを取得した比較的若い研究者であるが,博士課程の頃から一貫して文化進化研究に携わってきており,本書は上記のような近年の文化進化研究の発展を簡潔にまとめたものとなっている.基本的な議論や紹介については評者も同意するのだが,個別の箇所については紹介が不十分であったり,また議論に問題を感じたりする部分も少なくない.したがって,本評では,本書の内容を概観して文化進化研究の現状を紹介するとともに,それらの点に関して捕捉や指摘を行なうことを目的とする.

本書の構成は,第一章 文化的種(A cultural species),第二章 文化進化(Cultural evolution),第三章 文化のミクロ進化(Cultural microevolution),第四章 文化のマクロ進化I:考古学と人類学(Cultural macroevolution I: Archaeology and anthropology),第五章 文化のマクロ進化II:言語と歴史(Cultural macroevolution II: Language and history),第六章 進化の実験:研究室での文化進化(Evolutionary experiments: Cultural evolution in the lab),第七章 進化的民俗誌:フィールドにおける文化進化(Evolutionary ethnography: Cultural evolution in the field),第八章 進化経済学:市場における文化進化(Evolutionary economics: Cultural evolution in the marketplace),第九章 ヒト以外の種における文化(Culture in nonhuman species),第十章 社会科学の進化的統合に向けて(Toward an evolutionary synthesis for the social science)となっている.冒頭の二章で文化進化研究の基礎を確認し,第三〜五章ではミクロとマクロという二つの視点から文化進化研究が紹介される.第六〜七章では文化進化の仮説が実験とフィールドでいかなる方法を用いてテストされているのかを論じ,経済学やヒト以外の動物で比較的独立して行われつつも,文化進化を考察する上で重要な研究が第八〜九章で概観されている.

第一章では,文化が我々の行動にとってどのように重要であるかを論じている.もちろん人間の行動を考えるにあたって文化の重要性を否定することなどできないはずだが,著者によれば,一部の社会科学では文化の役割が軽視されていたり,あるいは定量的な扱いがなされていなかったりするという.たとえば後者の典型例がClifford Geertzらに代表されるような「厚い記述(thick description)」を目指す民俗誌(ethnography)であり(p. 19),前者の例としては,文化を静的な均衡状態に捉える一部の経済学(p. 20)や,文化の違いを記述するだけの文化心理学(pp. 20-21),あるいは遺伝的な影響を強調する進化心理学(p. 12)などが挙げられている.これらの研究に対し,文化進化研究では(1)定量的なアプローチで,(2)歴史的に変化する動的なものとして文化を考察する.最終的に,文化進化研究は(3)これまで方法論などがバラバラであった社会科学に統一的な枠組みを与えることができる,というのが著者の主張である(p. 205も参照).

では,文化進化研究とは何なのか.文化進化研究の前提となっているのは,文化の歴史が生物進化と同じ(もしくは類似した)枠組みで扱えること,さらにはこの枠組みを用いることで重要な知見がもたらされることである.ただ,後者の是非は今後の研究や後の章の内容にもよるところで,続く第二章では主に前者が扱われている.通常,選択が生じるには変異(variation),継承(inheritance),適応度(fitness)の差異(本書では競争competitionと言い換えられている)が必要であるとされる.文化でもこれらの条件は満たされ,選択が生じることが可能なのだろうか(そしてそれゆえに,生物進化と同様の枠組みが使用できるのだろうか).もちろん,著者はこの点について肯定的である.変異に関してはある程度自明であるように思われるが,たとえば特許の数などから客観的にその存在を推定することもできる(p. 28).さらに,これまで様々な技術や言語が失われてきたことからも,文化において競争が生じていることが類推できるし(p. 30),エンジンの歴史を見れば,古いモデルが徐々に改良されて継承されてきたことも明らかである(p. 33,たとえばBasalla 1988).

は,それ以上はどうなのだろうか.著者は文化にも適応(adaptation)や収斂(convergence)が見られると論じているし,また最終章ではモジュール性(modularity)が文化においても重要な役割を果たしたのではないかという示唆がある(pp. 223-224).ただ,文化と生物の類比を進める上でよく問題にされるのが(1)文化の進化は融合的(blending)である,(2)文化進化はラマルク的である,そして最後に,(3)文化の変異はランダムでない,というものだ.著者はこれらの可能性を認め,文化進化はダーウィン的ではあるが,(これら三つの点はダーウィン以降のネオ・ダーウィニズムの中で解決されてきたものなので)ネオ・ダーウィニズム的ではないかもしれない,と論じている.ただ,気にかかるのは,これらの条件を認めたときに,どのような問題が生じるのかについてほとんど何も触れられていないことである.実際,文化が融合的なものであった場合でも, Boyd & Richerson(1985)やCavalli-Sforza & Feldman(1981)らの枠組みからするとほとんど問題がないことがすでに論じられてきている(たとえばHenrich & Boyd 2008).もちろん,ネオ・ダーウィニズム的でないとしても,ダーウィン的枠組みが文化を研究するにあたって有用でないとは限らないし,その有用性が後に続く章で十分に示されていることは確かである.

第三章は,文化選択や文化の浮動といった進化プロセスに焦点が当てられている.まず,文化が継承または伝播する経路には少なくとも三種類がある.垂直(vertical,親子間での経路),斜め(oblique,親ではないが異なる世代間での経路),最後に水平(horizontal,同世代間での経路)伝播である.さらに,これらの経路を可能にしている心理メカニズムとして,これまでにいくつかの心理バイアスが提唱されている.まずは内容(content)バイアスであり,たとえばわれわれは否定的な情動を喚起するような内容を持った文化をより強く記憶する傾向にある.次に,頻度依存(frequency dependent)バイアスであり,われわれには集団内の多数派あるいは少数派の文化を模倣しやすい傾向があることが実験的にも示されている.ただし,後者についてはあまり研究が進んでいないというのが実状のようだ.最後が何らかのモデルをもとにした(model based)バイアスである.これは,われわれが特定の相手(権威者や自分と似た相手)の文化を模倣する傾向にあるというものだ.これらのバイアスが作用することにより,否定的な情動を喚起する文化,多数派の文化,権威者の文化などは選択されていく可能性が高いと言えるのである.以上の経路やメカニズムはCavalli-Sforza & Feldman(1981)やBoyd & Richerson(1985)以来提唱されてきたものであるが,興味深いのはどの経路によって,あるいはどのバイアスによって伝達されるかによって,文化の伝播速度が変化するという議論であろう(p. 59).この議論が正しければ,各世代での頻度変化を調べて実際の文化進化の速度を測ることによって,その背後に働く主要な伝達メカニズムを推定することができるかもしれない.また,本章では文化選択だけでなく浮動についても,かなりのスペースを割いて触れているし,Boyd & Richerson(1985)ではあまり扱われていない内容バイアスについても様々な研究が紹介されているのは評価できる(文化進化を駆動する心理メカニズムについては,中尾 2010,2011a,中尾・三中 印刷中なども参照.).しかし,この内容バイアスの研究を進めてきているScott AtranやPascal Boyer,Ara Norenzayanなどは,著者が文化の影響を軽視していると批判していた進化心理学の主張に立って研究を進めてきていることに注意すべきである.進化心理学においても文化は重要な説明課題の一つなのであり,第一章における進化心理学の扱いはフェアなものではないだろう.

第四章は主に考古学や人類学の研究対象となってきた土器や習慣などの進化をいかに扱うのかについて,系統学的研究を中心に紹介している.考古学については,O’Brien & Lyman(2001)による最節約法を用いた矢じりの系統復元が取り上げられている.また,人類学で問題となってきたゴルトンの問題(異なる民族で同じ文化が見られたとき,それが共有された歴史のせいなのか,あるいは環境に対する適応なのか,という問題)に関して,Pagel & Harvey(1991)以来生物学ではおなじみとなっている比較法を用いた解決法なども紹介されている(文化の歴史に関する系統学的アプローチについては,中尾 2011bや中尾・三中 印刷中も参照).この章の紹介についても大筋は問題ないのだが,同意できないのは一致指数と樹状系統パターンの関係についての議論である.本書では,Collard, Shennan, & Tehrani(2006)に従いながら,保持指数(retention index)や一致指数(consistency index)などを用い,文化の系統パターンが必ずしもネットワークを形成しない(すなわち,それぞれの系統が融合しない)ことが論じられている.著者によると一致指数が小さいほどホモプラジーが多く,データは樹状でないことを意味するらしいが(p. 100),最節約法によって復元された系統樹においてホモプラジーが少ないからといって,対象となる文化の系統パターンが樹状であることを保証できることにはならないはずである.たとえば単純に収斂が多ければホモプラジーの数は増加するように思うが,それはそれらの系統が網目状であることを意味しないだろう#1

第五章も前章と同じく,主に扱われるのは系統学的分析である.最初に取り上げられるのは言語の系統学的分析だが,言語系統については歴史言語学において(系統学的手法以外の方法に基づいて)これまでにもいくつか研究がなされてきている.しかし,著者によれば,これらの研究においては,言語系統を構築する際に用いられた方法論について合意が得られているようなものがなく,方法論によって異なる系統が得られることもしばしばであったという.それゆえ系統学的手法のようなより厳密な統計的技術が有効だというのである(pp. 113-114).具体例として,たとえば台湾やオセアニアなどで広く使用されているオーストロネシア語の進化が挙げられている.オーストロネシア語に関しては,農業の拡大に伴って台湾から分散してきたという説と,農業とは関係なく,東インドネシアに起源をもつという説の二種類があった(pp. 114-115).Gray & Jordan(2000)はこのオーストロネシア語そのものに関する系統樹と,前者の説から予測される移動関係に基づいて構築された系統樹を比較し,両者が合致することから前者の説がより有望であることを示している.また,この章では写本における系統学的研究(Barbrook et al. 1998)や,個体群生態学のモデルを援用して国家レベルの歴史的変化の動態を分析しようというPeter Turchinの研究も紹介されている.

第六章では実験による文化進化のテストが概観されている.たとえば,伝言ゲームを用いてどのような内容のメッセージがうまく伝わりやすいか伝わりにくいか,もしくはどのような言語が生き残りやすいかを実際に存在しない言語でテストする,などである.このような実験に対しては,実際に何らかのメッセージが伝達される状況と実験室での状況が同じであるとは限らないのではないか,という外的妥当性の問題が指摘できるかもしれない.実際に文化が伝達される環境は非常に複雑なもので,実験室内のような単純化された環境とは全く異なっている,というわけだ.だが,この実験の意図は,すべてのメッセージが平等に生き残りやすいわけではないことを示すという点にあり,その意味では一定の意義を持った実験であると言ってよいだろう.また,先ほど少し触れた写本の系統に関して,実際に写本を行なわせて,その結果構築される系統と系統学的手法によって推定される系統を比較するという研究もある.この結果,両者はおおむね一致しており,これは系統学を用いた系統推定が写本の場合でもおおむね正当化できることを示唆している.

第七章では第三章で紹介したさまざまな文化進化のプロセスについて,実験室ではなく実際のフィールドでの検証例がいくつかあげられている.たとえばAkaという民族では,さまざまな文化に関して聞き取りを行なった結果,多くの文化に関して親子間での継承,すなわち垂直伝達が行なわれていたという(pp. 164-166,Hewlett & Cavalli-Sforza 1986).だが,聞き取りだけではなく,類似性から伝達関係を推定する(たとえば,AがBから信念を獲得したのであれば,両者の信念はそうでない場合より類似しているはずである)という方法を用い,他の民族における食べ物に関する禁忌(タブー)について調査を行なってみると,禁忌の種類によっては垂直伝達以外の経路で伝達がなされている場合が多いものもあるようだ(pp. 166-171).また,本章では文化伝達の経路パターン(垂直か水平か,など)だけに焦点が当てられているが,Henrich & Henrich(2010)などではフィジーにおける食べ物に関する禁忌の伝播が,頻度依存バイアスの一種であり集団内の多数派の文化を模倣する傾向性である同調(conformity)バイアスによって説明できる可能性が示唆されている.

第八章は進化経済学である.著者はNelson & Winter(1982)をもとにして論じているが,これまでの経済学は合理的な人間を措定し,さらには静的な均衡状態に注目してきたが,進化論の枠組みを用い,非合理的だが習慣として身に付いている信念を考慮した,動的な状態を研究することができると主張している。もう一つ紹介されているのが行動経済学で,ここでは強い互恵性(strong reciprocity)もしくは利他的な罰(altruistic punishment)が,Boyd, et al.(2003)などが提案してきたような文化的集団選択によって進化してきた可能性を指摘している.しかし,本章での記述は,経済学における進化的アプローチを扱ったものとしては若干物足りないようにも思われる.たとえば青木昌彦(2001)やGrief(2006)らによる比較制度分析は制度の歴史的変遷を進化モデルによって分析するものであるが,これらもまた文化進化研究の重要な一例とみなせるはずであり,ある程度紙幅を割いて扱うべきではなかろうか.

第九章はヒト以外の動物における文化である.これまで,模倣などの社会的学習が他の動物にも広く見られる可能性が指摘されてきているし,チンパンジーのナッツ割り行動のように,ある種の「伝統」であれば動物にも十分発見が可能である.しかし,どうやら累積的文化進化,すなわち「多くの連続的な修正を徐々に累積し,各々の部分的な修正が当の文化的形質の有効性を増加させていく」(196)ような過程は,ヒト以外の動物では見つけることができない.この原因として,著者はヒトにおける過剰な模倣(overimitation)や新規な手法への柔軟な変更,あるいは教育などに求めている.しかし,本章の記述も若干簡単に過ぎるかもしれない.たとえば著者はチンパンジーの模倣能力に関して,一つの実験結果を引用して「チンパンジーの社会的学習は,グループレベルの特定の行為を保存するのに十分なほどの正確さを持っている」と述べている(p. 199).しかし,これまでの諸実験ではその逆の結果が示されてきているものあり,この点に関してそこまで簡単に言い切ってよいものなのかどうか疑問が残る(たとえば,Tomasello, Savage-Rumbaugh & Kruger 1993 ).

第十章では,これまでの議論をまとめたうえで,これまでの社会科学における各分野(たとえば考古学,人類学,民族誌,心理学など)がどのような形で統合されるのか,それが進化生物学の諸分野と対応付ける形で示されている(p. 211).この両者の対応関係自体については特に異論がないし,社会科学の諸分野が文化進化研究という目的で連携していく必要があること,あるいは連携可能であることはその通りだろう.だが,たとえば文化進化研究によってこれらの分野が何らかの形で統合されたとして,この枠組みに即さない従来の研究はどうなるのであろうか.「厚い記述」を目指す民族誌的人類学は不要なのであろうか.静的な均衡状態を扱う経済学は間違っているのであろうか.それとも棲み分けが可能なのであろうか.今や進化発生生物学という形で発生学と進化学の統合が進められているものの,歴史的に見れば,進化生物学における現代的総合では発生生物学がほぼ不要なものとして除外されていた.このような歴史を踏まえるならば,当然,文化進化研究による社会科学の統合において,先に挙げたような研究が発生学と同様に除外されるのかどうか,などという疑問が生じてくる.また,社会科学の中でも社会学はどこに位置づけられるのだろうか.たとえば比較歴史社会学(comparative historical sociology, たとえばMahoney & Rueschemeyer 2003)などはまさに社会の歴史的動態を扱う分野であるはずなのだが,本書ではほとんど言及がない.「統合」について論じるのであれば,上記の点についても議論が必要であろう.

以上のように,いくつかの点に関しては疑問が残るものの,代表的な研究はおおむね紹介されているし,文化進化研究の現状を展望するものとしては非常に便利かつ均衡のとれた本になっていると言える.文化進化研究に興味のある方にはもちろん,懐疑的な方にも(批判的検討を行なうにあたって最低限必要な知識をえる素材として)是非おすすめしたい.


#1:一致指数と系統パターンの樹状の関係について,質問に答えて頂いた三中信宏氏に感謝する.

References

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Last modified: 2012/04/19